本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

ついに出発!シリコンバレーツアー初日!

2018年4月25日、いよいよ出発!

フライトは羽田19:50発のJAL、サンフランシスコ行き。

イノベーションスクールの同期であり、イノベーションアワード入賞者でもある二人がたまたま隣市から車で行くというので、羽田空港まで乗せていって貰いました♪

羽田までの高速代も入賞者は清算してもらえるとか!

入賞特典、凄いな!

やっぱり入賞して行くべきだな〜。

 

久しぶりにお会いした二人とは、近況の話からスタート。

一人はアワードの入賞プランを進めていくために必要な畑を確保していたり、商標登録の手続きをしていたり。

もう一人は2ヶ月後に株式会社を設立するとか。

二人ともさすがだなぁ。

アワード終了からたったの5ヶ月弱で、もう次のステージに進んでる。

 

空港で更にイノベーションスクールの同期と合流してから集合場所へ。

添乗員さんが同行と聞いていたのですが、現地で合流することになったそう。

空港にスタッフさんがいらしてましたが、人数確認と指示だけでお別れでした。

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搭乗手続きなども個人で。

自動チェックイン機を利用しましたが、入力が案外面倒。

QRやバーコードで読み込みできないんだっけ?

でも面倒な入力を同期の方が代行してくれました。

ありがとー♪

 

いよいよ搭乗。

座席は入賞者も希望参加者もエコノミークラス。

イノベーションアワードのスポンサーの方など、一部ファーストクラスの方もいらっしゃいました。)

代理店の気遣いで、皆、通路側の席が確保されていたようです。

空や翼を見るのが大好きな私は、事前に窓際に変更してもらっていました。

機内での不便さより、窓から外が見える方を優先(笑)

参考までに記しておくと、別便で行きたい、延泊したいなどの希望がある場合、事前連絡にて対応してもらえます。

 

フライト時間は約9時間半。

日本を19:50発ですが、サンフランシスコは日付変更線を越えて出発日同日の13:10到着予定。

今日があと数時間で終わるタイミングで出発したのに、到着したら今日がまだ半日残ってる、という状態。

1日が長い!!

つまり、飛行機で寝ておかないと後が大変。

 

と言っても2回出る機内食の間の時間は4〜5時間。

9時間半のフライトは寝るにはちょっと短いね。

映画見放題という誘惑もあるし(笑)

結局、映画は見ちゃうわ、自分で思っている以上に興奮しているのか、なかなか寝付けないわで、2〜3時間しか眠らないまま、サンフランシスコ到着でした。

 

入国に関しては厳しい米国。

やはりイミグレは結構時間がかかります。

いよいよ私の番。

窓口の方は強面の黒人の方でした。

ちょこちょこ日本語を挟んでくるんですが、真顔のまま「Do you have any food?No ヤキソバ?」

笑った方がいいのか、真面目に答えた方がいいのか分からない(笑)

「No ヤキソバ」で無事に入国できました(笑)

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入国後すぐ、添乗員さんとも無事に合流。

ホテルまではバスで送迎してもらえます。

ガイドさんのサンフランシスコの話などを聞きながら、宿泊先であるホテルニッコーサンフランシスコへ。

 

一等地に立つ高級ホテルですが、通りを一本裏に入っただけで、治安の悪い地域。

そこに踏み入って犯罪に巻き込まれると、入った自分が悪いという事になるという。

治安がいいという地域の道端にも物乞いかなと思われる方が少なからずいる。

街の表の顔と裏の顔、両方が見え隠れする。

 

そんな街をバスの窓越しに眺めているうちに、1時間もかからずに到着。

 

バスから降りたほぼ全員の感想はというと、

「寒ーーーい!!」

西海岸というと暖かく過ごしやすそうなイメージがありますが、風も強く、早く屋内に入りたいと思うほど寒い!

念のためにとダウンを持ってきて正解。

1日の寒暖差も大きいので、サンフランシスコに行かれる方は、必ず調整できるものを。

 

ホテルのチェックインも添乗員さんではなく個人で行いました。

フロントのカウンターが高い〜。

身長が低い私は、肩と首しか出ない(^^;;

日系のホテルで日本語が通じるという事でしたが、普通に英語。

見せられた英文の規約、長すぎる…。

頑張って途中まで読みましたが、結局流し見しちゃいました(笑)

 

部屋は他の皆さんと階数さえ違うほどバラバラ。

私は角部屋で、2面が全面窓!

一等地のど真ん中なので、隣のビルや道路が見えるだけでしたけど。

ベッドは硬すぎず柔らかすぎず、快適そう。

何故か枕が沢山。

折角なので、毎日、枕を変えてみた(笑)

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話を戻して。

到着初日の予定は19時より全員揃ってのウェルカムディナー。

それまではフリータイムです。

数時間余裕があったので、イノベーションスクールの同期、先輩の計4人で少しだけ観光に。

 

サンフランシスコは狭い街で、主要な見所は2〜3km圏内にあり、1〜2日で見て回れるほど。

研修の合間に効率よく見たいところを回ろうと、バッチリ下調べしてきました。

皆さん、私の行きたいところに付き合ってくれました♪

 

サンフランシスコといえば、ケーブルカー。

ラッキーなことに、その始発の乗り場がホテルのすぐ近く。

常に混んでいるという情報は得ていましたが、やはり行列でした。

運行間隔が長い上、日本の満員電車の感覚でいくと、まだまだ倍くらい乗れるでしょー、という位で出発してしまうため、ひたすら待ち。

30分以上は待ったかな、いや、もっと?

後で聞いたところによると、その日は寒かったので、それでもいつもよりは空いていたらしいです。

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目的地はインスタ映えスポットと言われている、世界一曲がりくねった坂道、ロンバートストリート。

下車すると、目の前に広がる景色に思わず声を上げる。

いい大人が大はしゃぎでした。

坂道の上で写真を撮り、降って写真を撮り。

完全にただの観光客(笑)

そんな時間があってもいいよね。

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他にも観光客がたくさんいます。

先程書いた通り、とても寒いためダウンを着ている人もいますが、その隣には半袖の人が。

インスタ映えのためなのか、やたらと露出度の高いステージ衣装のような服装で写真を撮る女性も。

周りがどうかとか、今月は何月だからとか、そんなことは気にせずに着たいものを着る。

そんなところも自由の国アメリカらしい。

 

帰りもケーブルカーのつもりでしたが、混雑と寒さに耐えきれず、時間も迫って来たのでタクシーで。

そのおかげで、インスタ映えスポットの坂道を車で下るという体験もしちゃいました。

その坂のみならず、サンフランシスコは高低差が激しい土地で、街全体が日本では考えられないほどの急な坂道だらけ。

スキーの直滑降並みの坂をどの車もビュンビュン飛ばす。

リアルに怖い(笑)

その急勾配の坂道と運転の荒さに、男性陣も度々叫んでました(笑)

 

そしていよいよ今日のメインイベント、ウェルカムディナーです!

JINSの田中社長をはじめとする数名が先にアメリカ入りしており、ここで初めて全員が揃いました。

 

5人程のグループに分かれて、シェアタクシーサービスUBERステーキハウス、Ruth's Chris Steak House San Franciscoへ。

 

ムードのある、高級そうなお店です。

自由席でしたが、やはり親しい人同士で座る方が多く、私もイノベーションスクールの同期と一緒のテーブルへ。

そして、モエ・エ・シャンドンで乾杯!

全然お酒飲めないんですが、折角なので味見。

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会話はもちろん、ビジネス関係。

社会課題解決のためのアイデアを真剣に考えている方。

日本人なら誰もが聞いたことがある大企業の役員だった方が作った法人にスカウトされ、学びながら今後の自分のプランを考えている方。

自分の店の新たな展開を考えている方。

今年のイノベーションアワードに向けて新たなプランを練っている方。

 

ほんの数ヶ月の間でも、皆、先を見て前へ前へと進んでいる。

どんどん新たなステージに足を踏み入れている。

やはり、ここのメンバーは凄い。

私は全く進んでも動いてもいないな。

ダメな自分に凹む。

そもそも私なんかがこんな所に参加して良かったのか…。

実はネガティブなので、すぐ落ち込むし、些細なことを気にするし、グズグズ悩むし、いつまでも引きずる。

 

でも、ここまで来て落ち込んでてどうする。

明日から研修も始まる。

ダメなら明日から頑張ろう。

まずは今を楽しもう!

 

そう思ったところに、モヤモヤを吹き飛ばすほどインパクトのあるボリュームのステーキが!

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12oz Petite Ribeye

 

これが本場アメリカか!

12oz!約340g!

でかっ!!

そして、うまっ♪

私の拙いボキャブラリーでは表現できない(笑)

 

前菜も付け合わせも山盛りで、お肉もこのボリュームとは。

残すのは嫌いなんですけど、流石に食べきれなかった…。

デザートのチーズケーキも大きくて濃厚で美味しい!

こちらは別腹なので完食しました(笑)

このままいったら、帰るまでに3kg太るな…(ー ー;)

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何万円もする高級ワインも出されましたよ!

なんとGIAパートナーである株式会社コシダカホールディングスの腰高社長の奢り!

太っ腹です!!

飲めないくせに、どんなものかと少し味見。

…ごめんなさい、わかりませんでした(^^;)

 

飛行機内で2~3時間仮眠を取っただけで、約30時間起きている状態なのも影響してか、数口飲んだだけで、あっという間に頭がクラクラ…。

でも周りからは「これは美味しい!!」という声多数、大絶賛でした。

 

折角の機会なので、離れた席の方にもご挨拶に。

学生部門の入賞者、主催の上毛新聞社、パートナー企業の方々。

さすがに30名を越える参加者全員を回る時間はありませんでしたが、普通ならお会いする機会もないであろう方とも繋がれるというのも、このツアーのメリットです。

 

田中社長にも「馬場さん、よく来たね。」と声をかけていただけました♪

東証一部上場企業の社長に顔を名前を覚えてもらい、話しかけてもらえるなんて、普通ないですもんね。 

本当に光栄です!

それにしても凄い世界に足を踏み入れちゃったものだ。

 

次の日から、その凄い方々と共に、いよいよ研修スタート!

気合いを入れて行きますよ!

 

なぜGIAシリコンバレー研修ツアーに参加したのか。

2018年4月25〜28日、GIAシリコンバレー研修ツアーに参加してきました!

そもそも、そのツアーって何?という事で、概要を。
GIAとは、群馬イノベーションアワード。
次代を担う起業家や起業家精神を持った人材を発掘し、県内国内のイノベーション機運を高めようというプロジェクト。
5年前から毎年12月に群馬県前橋市のグリーンドームでそのGIAのビジネスプランコンテストが行われています。
このツアーはそのコンテストの入賞特典として入賞者が招待される、シリコンバレーの研修ツアーです。
シリコンバレーで活躍する日本人起業家の講義や企業の視察が行われます。

参加者は、2017年GIA入賞者、主催の上毛新聞社の方、共催の田中仁財団を運営するJINSの田中社長及び財団の方、GIAパートナー企業の方々。
入賞者でも開催者にも属してもいない私は、GIAの派生事業である群馬イノベーションスクール(GIS)4期生という枠で参加させていただきました。
当然、入賞者やパートナー企業の参加希望者を決定した上で残った分なので、GISスクール生向けの枠はわずか。
今年は参加人数の都合で、スクール生は行けないかもしれないという噂がありましたが、数名分の枠が確保できたということで、そこに入れてもらうことができました。

とはいえ、入賞者と異なり招待ではないので、ツアー代金は自己負担なんですけどね。
JINSの田中社長や群馬の名だたる企業の経営者の方が参加されるわけですから、当然高級ホテル、高級ディナー。
中々の金額です(^^;;
参加するに当たっては、その金額が一つのハードル。

もう一つのハードルが6日間という期間。
今年は3日間がゴールデンウィークにかかっていたのですが、残り3日間は平日、仕事を休み日本を離れられるかどうか。
私はフリーランスという働き方をしているので、日程の調整は自分でできます。
そこはクリア。

私にとっては5歳と3歳の子供を置いていくことの方が問題でした。保育園で離れている時間が長いのも影響しているのか、家では私にベッタリな次女。
勿論、6日も離れていたことはありません。
間違いなく泣くよなぁ…。
絶対的な安全地帯である母がいないんだもの、当然だ。

保育園の送迎の問題もあります。
遠距離通勤の主人は定時通勤でも朝6時には家を出て、帰宅は早くても20時。
およそ7〜19時以内という保育園の送迎時間に間に合わないのです。

過去の参加者は、口を揃えて「参加して良かった」「行かなきゃ分からない」と言います。
「毎日、昼食を我慢してでもお金を貯めて行くべき」という方まで。

昨年の群馬イノベーションアワードでファイナルステージまで進むことができ、入賞の可能性もゼロではなかったために、当時、シリコンバレーに行けるかも知れないという思いも少なからずあった。
ファイナルステージへの進出が決まる前は完全に夢だったものが、手に届くかも知れないというところまで来ていた。
結局、入賞はできずに終わったので、招待という道は閉ざされましたが、残ったのは、あと一歩で行けたのに、という思い。

元々、海外旅行が大好き。
ツアーではなくフリーで行き、自由気ままに現地の人と同じように街を歩く。
日本とは違う街並みに空気、文化。
周りのもの全てが刺激的。
出産前は毎年行っていたけれど、旅行代理店を通さずに自分で飛行機やホテルを取るという、頼るところがないスタイルの旅行に未就学児を連れて行くのは心配ということで、この6年諦めていた。
海外旅行に行きたいという熱もかなり高まっている状態だったんです。 

そんな様々な思いを実家で話したところ。
なんと父がツアー代を補助してくれることに!
母も早朝から家に通い保育園の送迎をしてくれると!
「それは出費ではなく投資だから、こんなチャンスはもうないだろうから行ってきな」という言葉まで貰い。

最初話した時は難色を示していた主人も「行きたいなら行ってきたら?家の方はなんとかなるよ。」と。
大人の話を理解して考えることができるようになってきた長女にも相談。
「えーーっ⁉︎」と驚いていたものの、「泣かないで待ってるから行ってきていいよ。」ですって。

私の個人的な希望を受け止めて支えてれる家族がいることが、本当にありがたい。
もうあとは自分が決断するのみ。
子供達は心配だけど、こんなチャンスは二度とない。
ママがいない時間を過ごすことで子供達も成長するかもしれない、とポジティブに捉え、思い切って申し込みました。

楽しみであるのと、申し込んで良かったのだろうかという両方の思い。
出発当日まで抱えていたけれど。
でも、無事に帰ってきた今、本当に行って良かった。
過去の参加者の「行かなきゃ分からない」という言葉。
その言葉を実感してきました。
今年、研修ツアーの参加に悩むイノベーションスクール5期生がいるとしたら、絶対に参加した方がいいと強く進めたい。

何がそんなに素晴らしかったか?
長くなるので、それはまた、後日。

 

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馬場早苗
ママ×クリエイティブento代表。
消費者目線のパンフレットやチラシを得意とするグラフィックデザイナー。
ホームページのデザインや手描きイラストのメニュー表などもできます。
16年のデザイン制作実績。
販促支援を専門とするミラサポ専門家。

第10回 グランツガーデンが開催されます!

6月10日(日)11日(月)の2日間、群馬県太田市産業支援センターにて、第10回グランツガーデンが開催されます!


私も起業エピソードなどをお話しさせていただきます。

ハンドメイド雑貨の販売、体験やワークショップ、ここでしか手に入らない限定品もあるそうですよ!

 

広報おおたの5月20日号にも、お知らせが。

ありがたいことに、私も写真付きで載せていただきました。

 

ぜひ遊びに来て下さい!

 

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