本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

群馬イノベーションアワード2次審査!

2017年10月29日、雨の日曜日。
上毛新聞社 上毛ホールにて群馬イノベーションアワード2次審査が行われました。
奇しくも私の誕生日。
いや〜、ヘビーな誕生日でした…。

2次審査に進んだのは57組。
ビジネスプラン部門( 高校生・大学生・一般)、スタートアップ部門、イノベーション部門の全5部門。
午前10時に高校生から順にスタートです。

私が応募したビジネスプラン部門 一般は13:30分スタート。
ちょっと余裕を持って、お昼休み中である12:30過ぎに会場入り。
昼食におにぎりとパンを持参してましたが、風邪気味のせいか、自分で思うより緊張しているのか、あまり食は進まず…。

2次審査の内容は、3分のプレゼンと質疑応答。
タイムオーバーは認められず、時間になったら切られます。
3分って想像以上に短いんですよ!
プランの背景に思いに概要…。
削って削って削って最低限にしても時間ギリギリ。
途中、トラブったら時間オーバー。

少しでもミスの確率を減らしたい。
ここまで来て慌てても仕方がないですが、お昼休みの余った時間でプレゼンのイメージトレーニング。
結局、1〜2回しかできませんでしたけどね。

傍聴は自由で、自分の前の人のプレゼンを見てレベルが高いものがあると焦ってしまいそうなので、ギリギリに入ろうと思っていたのですが、自分の数人前になったら、プレゼンの台の横に並んで着席してくださいとのこと。
イヤでも目の前で見なきゃならないじゃん!

一番、ドキドキしたのはこの時。
本番に強いという自信はあるんですが、いよいよかと思うと、やはり自然と鼓動が早くなります。

しかし、落ち着く方法を発見!!

その席からは傍聴席が一望できるんですが、同期の人達の顔が見えると安心する!
特に同期にネタに尽きない「伝説の男」と呼ばれる方がいるのですが、彼を見ると思い出す面白いエピソードが緊張に勝つ!
ということで、ちょこちょことチラ見(笑)
ありがとう、レジェンド(笑)

そうこうしているうちに、すぐに自分の番に。
ここまで来ると肝が座って、かえって緊張が解けてきます。

プレゼンは得意、大丈夫。
スタートで書類を見ていた審査員を振り向かせることができ、つかみはOK!
使い慣れないクリッカーでスライドが進みすぎてしまったミスはありましたが、他はほぼ思い通りにできて終了。
トラブルもあったことから少し口調を早めた効果もあり、時間内にも収まった。
自分としては、やるだけやって合格点!

と、ここまでは思っていたのですが…。

審査員から、プランのきっかけとなる問題のバックボーンの知識がないから説明してほしい、というような質問が。
自分にとってはあまりにも当たり前であることを聞かれ、そこから説明しないと伝わらないのかと、ハッとなった。
となると、そもそもの問題の根底が伝わっていないんだから、その解決のプランを出したところで伝わっていないのでは…。

質問に対する回答も、もっとこう答えるべきだったと、後から思う。
もっと上手く答えれば、この時間で問題である部分を伝えることができたはず…。
徐々にネガティブモードに…。

他の人のプレゼンが気になるものの、自分の番が終了すると、ファイナルのパンフレット用の撮影へ。
この時点では誰が通過するかわからないから全員撮るのだそうです。
なんと、ヘアメイクさんまでいる!
メイクしてもらうわけではないですが、髪の乱れなどチェックしてもらいました。

併せて、ファイナル用の書類もいくつか記入。
なんだかんだで案外時間がかかります。
この間にも審査は進行しています。
他の方のプレゼン見たいんだけどなぁ。
撮影はともかく、書類は事前郵送で記入して持参じゃダメ?

すべて終了して会場に戻るものの、GISで同じグループの二人のプレゼンは既に終了。
残念…。

とはいえ、まだビジネスプラン部門の審査は続いるので、引き続き傍聴。
実現したら面白いな〜、すごいな〜と素直に感心。
しかし、彼らは2次審査通過を争うライバルたち。
つい、自分のプランと比較して、他の人のプランの良さに目がいってしまう。
既にネガティブモードに突入しているので、さらに拍車がかかっていきます…。

休憩時間に傍聴してくれた同期生や友人たち数名が「プレゼン上手いね」と声をかけてくれたものの、見せ方だけ上手くても中身が伴ってないと…と、喜びきれず。

でも、もう終わったことはどうにもならない。
今の自分にできることはやった。
それでダメなら、今の自分はそこまでだということ。
ダメだとしても、貴重な経験になり、得たことも大きかった。
自分で自分を納得させながら、その日は就寝しました。



そして翌早朝。
GISのグループのLINEに「GIS同期のフェイスブックに結果が!」というメッセージが。
え??
結果は2〜3日後って言ってたじゃん!

ダメだと思ってはいても、人間、つい淡い期待をしてしまうもの…。
はやる気持ちを抑えつつ、フェイスブックを開いて探してみると、上毛新聞の記事の写真が。
そして、ビジネスプラン部門のコーナーには「馬場早苗」の文字!
目を疑いましたが、間違いありません。
3時間しか寝ていなかったのに、一気に目が覚めました!

他の通過者も見てみるとGIS4期生は計4名通過!
しかも、私を含め、その内3名は同じグループの方々!
「グループからファイナリストを出したいね」とずっと言っていましたが、
6人中3名がファイナル進出。
GIS4期生5グループ、通称「チーム真面目」。
伊達に真面目じゃなかった(笑)

2次審査でやりきって燃え尽きていたのですが、燃え尽きている場合ではなくなりました。
また1ヶ月、更なるプランのブラッシュアップをしていかなければなりません。
今度は受賞を目指して。
ファイナルステージは12月2日。
またハードな1ヶ月になりそうです。

f:id:ento_sanae:20171101124427j:image

群馬イノベーションアワード1次審査の結果が出ました!

昨日のお昼頃、GISのグループのメンバーから「審査結果きましたね!」「良かった!」というLINEが。
えっ!!と思いつつチェックするも来てない…。
念のために迷惑メールフォルダもチェックしましたが来てない…。
通過者にしか連絡来ないんだ…。

多少の期待をしていたのでショックな気持ちもありましたが、直後に打ち合わせ予定があり、深く考える余裕もないまま外出。
打ち合わせ中は忘れていましたが、打ち合わせが終わると思い出す。
できることは全てやったんだからという思いと、自分の力の無さに凹む気持ちとを行ったり来たりしつつ、帰りに子供を迎えに行き、夕方遅くに帰宅。

家に入ると自宅の留守電が点灯しています。
何かのセールスかな、と思いながら再生すると「上毛新聞です。イノベーションアワードへの申し込みありがとうございます」。

なぜ電話が???

続きを聞いてみると「一次審査を通過したがメールがエラーになってしまったので電話しました」とのこと!
驚いて内容が頭に入らず、もう一度再生。
やっぱり「通過」って言ってる!!!
良かったーーーーーー!!!

すでに落ちた気でいたので、喜びもひとしお!
落選を伝えた人たちに、すぐさま訂正メールを送りました。

メールがエラーになったのは、ちゃうどタイミング悪くiCloudがいっぱいになってしまった模様。

慌ててデータも整理して、一安心。


ちょっと浮かれたんですが、皆は書面の通知なので「通過」ということを目で見て確認してるはずですが、私は留守電で直接話してもいない。
証明するものがないため、他の人宛の電話が間違えてかかってきたのかも…などと疑心暗鬼に…。
だって繰り返しますけど、落ちた気でいたんですもん!
これで間違いだったら、さらに凹むじゃん!

ということで、安心できずにいたんですが、ちゃんと今朝の上毛新聞に載ってました!
上毛新聞さん、ありがとうございます!
疑ってすみません(笑)

本当に良かった〜!

これも長谷川先生や5グループの皆、アドバイスをくれた友人たちのおかげです♪

でも喜んでばかりは入られません。
来週の日曜日、29日に二次審査!
1週間しかない!

審査内容はプレゼンと質疑応答です。
プレゼン資料の提出は25日。
時間なさすぎ!!

とはいえ、一次審査後に時間がないことはわかっていたので、こんな風に話を進めよう、というのはちょこっと考えてました。
それを5日でブラッシュアップしてまとめねば。
落ちたと思っていた時は、忙しい中考えたのに無駄だったな…と思ってましたけどね(笑)

私が応募したビジネスプラン部門(一般)は38組中、17組が一次通過。
二次審査で一気に3組まで絞られます。
その3組が12月2日のイノベーションアワードでファイナリストとしてスレージに立つことができます。
より一層、狭き門。

GISの同期にも、凄いな〜と思うプランの方々がたくさんいます。
正直に言って、私はここまでかな、という気持ちもあります。
でも、せっかくのチャンス。
審査員の方々に、少なくとも一次審査は通過させられると思ってもらえた。
だから、やれることはやらないと。
全力で。

時間がないのは他の通過者も同様。
限られた時間の中、また出せるだけ出しきろう。
一緒に頑張ってきたGISの5グループの皆と一緒に通過できたら最高だなぁ。

ところで、二次審査が行われる10月29日、実は誕生日。
いい誕生日になるか、残念な誕生日になるかは自分次第。
少なくとも悔いのない誕生日にしよう。

f:id:ento_sanae:20171021101608j:image

すごい方が講義に!第7回 群馬イノベーションスクール

すごい方のお話を聴いてきました!
バック・トゥー・ザ・フューチャーのデロリアンをユニバーサルスタジオから買っちゃった方!
実際にデロリアンをゴミから作った燃料で走らせちゃった方!

本当にすごいのは行なっている事業なんですが、デロリアンの話だけでも心を鷲掴み(笑)
好きなんですよね、バック・トゥー・ザ・フューチャー。
もう20年も前になりますが、ロサンゼルスのユニバーサルスタジオでデロリアンと時計台を見たことがあるんです。(プチ自慢(笑))
数年前にそのデロリアンを日本人が買ったというニュースを見て、衝撃を受けたんですよね。
まさか、ご本人にお会いして講話を聞く日が来るとは!

その方とは、日本環境設計株式会社の岩元会長。
日経ビジネスの「次代を創る100人」の第1位も獲得されています!
ちなみにソフトバンク孫社長が6位だそうですよ。

どんな事業をされているのかというと、リサイクルによって戦争を無くそうとしているんです。
???ですよね。

「この世にゴミは存在しない、全ては資源になる。」

ゴミを元素単位まで分解し、全てをリサイクルするんだそうです。
1着の服から1着の服を、1つのおもちゃから1つのおもちゃを作る。
既に存在するものを半永久的にリサイクルすることができるので、石油など新たな資源を発掘や購入する必要がなくなるのです。
ほとんどの戦争は資源の奪い合いや利権争いが原因。
資源を取り合う必要がないので、戦争がなくなる。

夢のような話ですが、その技術を確立し、実行に移しているんです。

しかもその利益で私腹を肥やすのではなく、その循環型のリサイクルの仕組みを世間に浸透させています。
いらない服をリサイクルに出すとデロリアンに乗れる、いらないおもちゃをリサイクルに出すと楽しいワークショップに参加できる。

義務としてではなく、善意としてでもなく、楽しいからという理由でリサイクルしたくなる。
わくわくドキドキさせて、リサイクルは楽しいということを根付かせ、循環する仕組みを作る。
岩元会長は、消費者や小売、メーカーなどを巻き込んだ循環のトライアングルのハブなんです。


2020年、東京オリンピックが開催されます。
携帯電話を集めてメダルを作る、というニュースは見ましたか?
それを仕掛けたのも岩元会長!
リサイクルのみでメダルができるんです。
平和の祭典で、リサイクルで資源か循環するということがますます世界に広まっていきます。
20年後、30年後、今よりも平和な世界になるでしょうか?

講義後の懇親会では岩元会長の向かいの席という、最高の座席に!
色々質問させていただきましたが、丁寧に、そして面白おかしく答えてくださいました。
GISに参加して、たくさんの刺激的な方や素晴らしい経営者の方にお会いする機会をいただきましたが、今日は一段と刺激的でした。
これも田中社長や長谷川先生のおかげです。
GISに参加することができて良かったと、改めて実感。
「良かった」で終わらせずに、ちゃんと活かしていかなきゃな〜。
刺激のみならず、毎度ながらのプレッシャーです。

と、興奮冷めやらずブログなんか書いてしまいましたが、もう寝ないと明日がヤバいぞ〜!

 

f:id:ento_sanae:20171017023007j:image