本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

群馬イノベーションアワード前夜、リハーサル!

2017年12月2日、ついに群馬イノベーションアワード ファイナルステージが開催されました!

早速、当日の様子は…と書きたいところですが、実は前日の夜にリハーサルが行われ、私にとってはそれが当日に大きな影響を与えたのでそちらを先に。
本当はリハーサルの夜に書こうと思ったのですが、余裕がなかった(笑)


12月1日18時頃、続々と控室にファイナリストが集合してきました。
GISの同期や先輩など見知った顔も多く「お疲れ様です〜」と和やかなムードで、リハがスタートするまでは雑談をして過ごしていました。

開始時間になり、揃ってステージ袖へ移動。
夜間に限られたスタッフしかいないという状態で、広いグリーンドームの暗く静まっている中、長い廊下を歩き、階段を降りたり上がったり。
控室からは予想以上の距離でした。

ドーム内は真っ暗。
何メートルあるのか見当もつかない高い天井。
ステージのみ照明がついており、そこからステージ袖である待機場所に多少光が漏れています。
袖横から見ただけで、ステージの規模に圧倒されました。

そこに先に大音量で当日ステージで流れるBGMが!
ライブステージの様にお腹の底まで響くほどの音響!
当日はこれに和太鼓まで加わる。
これは、緊張する!
というより、テンション上がる!!
当日も緊張より高揚感の方が上回るのではないか?

想像以上に壮大なステージ!
衝撃を受けた!

実は見に来たこともなかったんです。
イノベーションアワードを知ったのは一昨年、その時は自分の様な小さな人間は見に行くのもおこがましい別世界の出来事だと思っていました。
昨年は知人がステージに立つこともあり、是非見に行こうと思っていたのに当日になって子供が胃腸炎になり断念…。
まさか初来場が初ステージになるとは考えてもいませんでした。

リハーサルは全員が揃う入場と表彰式から。
入場して初めて観客席が目に入る。

すごい数の座席!!

千人単位の観客が入ると頭では分かっていたものの、いざ目にするとそのスケールは想像以上。
天井の高さが空間を一層広くする。
過去に聴衆の前でプレゼンをするという経験は何度かしているものの、最大で100人程度。
今回のステージは今までとは比べ物にならない規模。

過去のファイナリストの方々に伺っていた通り、ちゃんと観客席まで見える。
これだけ見えていたら、確かに緊張するなぁ。
でも翌日、これだけの人数の人達の前で話すのです。
なんて凄いことなんだろう!


ステージの立ち位置は番号の書かれたテープが貼ってあった。
私の立ち位置はまさかのセンター!
表彰式の時に目の前で発表、授与が行われるから、ずっとカメラが向いていて気が抜けないじゃん(笑)

など、呑気なことを考えている間に全体リハは終了し、個別のリハに。
本番同様の順に進んで行きます。

待機場所には長テーブルと椅子。
こちらも位置が指定されています。
とはいえ、席を立ったり座ったり。
ステージの様子が見られる様にモニタもありましたが、自分の番を控えて原稿のチェックなどをしていると、前の人のプレゼンをじっくり見る余裕もない。

持ち時間3分というのは短く、あっという間に前の人の番。
ピンマイクをつけてもらい、ステージの袖で待機。
本番同様にBGMが流れ、司会の奈良さんの声がテンション高めに響く。
前の登壇者の退場とともに縁台へ。

実は、リハ、本番を含め、この時が一番緊張した。
演台で名前が読み上げられる間、覚えた原稿が飛んでしまったらどうしようかと思った。
しかし、練習の成果か、いざスタートするとイメージ通りにスラスラ進められた。
また、入場の時と違い、客席は真っ暗な上に正面から照明を当てられ、ほぼ客席も見えない。
これなら観客の目を気にせずに本番もいけそう。
途中、一箇所間違えたものの止まってしまうこともなく、多分聞いていた人にも気づかれることなく進められたことで自信も持てて、最後は落ち着いて終了。

また、このリハのおかげで資料のデータトラブルに気付きました。
背景画像の容量が重すぎたようで、アニメーションの文字が表示されていなかったのです。
修正し、本番当日に差し替えてもらうことになりました。

きっと、このリハがなかったら、当日を落ち着いて迎えられることはなかったでしょう。
会場の様子がわかったことと、本番と同じステージで無事にプレゼンを行えたことで安心でき、翌日の本番まで心穏やかに過ごすことができた。

遥々、自宅へ帰っても、寝に行くだけになってしまうため、1人ホテルで宿泊。
幼い子供達が心配でしたが、ママがいなくても問題なく過ごせている様子。
逆に「ママ頑張ってね」という動画を送ってくれた。

ここまで来たら、もう、どんと構えるしかない。
10日前から止まらなかった咳もピークは過ぎ、明日1日くらいは何とかなりそう。
コーヒー飲んで、マッサージチェアにかかって、ゆっくり休もう。

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JINS田中社長講演会+イノベーションスクール忘年会

GISは講義やGIAの準備と、頭を絞れるだけ絞って…というようなことばかり書いていましたが、今日は楽しく田中社長の講演会+忘年会♪
いや〜、楽しかった!

スタートは田中社長の新規ビジネスのお話。
世界一集中できるワークスペースを作られているそうです!
場所を与えるだけではなく、脳科学の観点と実際のリサーチにより、視覚や聴覚、温度など、人に影響を与える様々な要素を集中するのに最適に整えられた空間を提供するんですって。
気になる!
ぜひ行きたい!
利用したい!
と言っても都内でのスタートなので難しいですね…。
ですから、ぜひ群馬にも作って欲しい!!

集中についてのお話の中で聞いたことですが、人間って下を向くとロジカルな思考が、上を向くをアイデアの発想ができるそう!
デザインの仕事においてアイデアを出すことは重要な部分なのですが、実は私、入浴中にアイデアを考えることが多いんです。
閃く率が高いんですよ、かなり。
なので、しょっちゅう、入浴時に紙とペンを持ち込んでます(笑)
GIAのプランも入浴中に閃きました(笑)

話を戻し、それで腑に落ちたこと。
湯船に入ってる時って、寄りかかって頭は上むき。
しかも誰にも邪魔されない集中できる1人の時間。

だからアイデアが浮かぶんだ!

やっぱアイデア練るときはお風呂場だな(笑)


と、話が逸れましたね(^^;)
新規事業のお話の後は、田中社長へ受講生からの質問タイム!
真剣な悩みにも、気さくな質問にも、丁寧に答えてくださいます。

「アワードで大賞を取るにはどうしたらいいですか?」
という、私もぜひとも知りたい質問を、先輩が!
ナイスです!
結論は、思いをぶつけて頑張れってことでした。
そりゃそうですよね〜。

締めは記念撮影。
田中社長と長谷川先生の間という、素晴らしく美味しい位置をGETしました(≧∀≦)
いい記念になりました。


その後は忘年会に移動。
おしゃれで美味しい前橋の磯春松さんにて。
現役生、卒業生、短期コース生など大所帯でお店も貸切♪
交流の輪が広がり、新たな出会いも。

広くチェーン展開されている企業の代表、開業医の先生、学校の先生、行政の方、IOTベンチャー代表、製造業代表、農業経営者、飲食店経営者、ピアニスト、美容師…。
全く異なる業界の人々がこれだけ揃い、身分を気にせず対等に和気藹々と話ができる。

こんな機会、ないですよ、普通に生活していたら。

ついでに過去のファイナリストや入賞者の方々にアドバイスももらってきました。
頑張って、応援してる、という声もたくさんいただきました。

初めてお会いした方で「ブログ読んでます」「FBやインスタ見てます」と言ってくださった方がなんと5人も!
びっくりするやら、嬉しいやら。
私の知らないところで、私のことを知ってくれている人がいるんだな。
それもGISの仲間との繋がりで知ってもらえたんだろうな。
やっぱ、仲間はいいよね〜。

短い時間でしたが田中社長の隣に座らせていただき、講演会の時に勇気を出せずにできなかった質問もさせていただきました。
いただいたお言葉は「やりたいと思ったらやる」。
自分の人生だもんね。
後悔のないように生きよう。
私は今、やりたいようにやってる。
うん、間違ってない。

やりたいようにやりすぎていて、家族にしわ寄せも出てますけどね…(^^;)
旦那様、ご迷惑をおかけして申し訳ない。
子供達、構ってあげられなくて、ごめんなさい。
わがままを聞いてもらってありがとう。
GIAが終わったら、家族中心の生活にしよう。

家族に負担をかけてしまって申し訳ないけれども、それでもやっぱり今日は行ってよかった!
それだけの価値がある時間だった。
こんな機会を作ってくださった田中社長、長谷川先生、GIS事務局の皆様には感謝の言葉しかありません。

最後は敬愛する長谷川先生のお言葉を借りて。
入ってて良かったGIS
 

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群馬イノベーションアワード2次審査!

2017年10月29日、雨の日曜日。
上毛新聞社 上毛ホールにて群馬イノベーションアワード2次審査が行われました。
奇しくも私の誕生日。
いや〜、ヘビーな誕生日でした…。

2次審査に進んだのは57組。
ビジネスプラン部門( 高校生・大学生・一般)、スタートアップ部門、イノベーション部門の全5部門。
午前10時に高校生から順にスタートです。

私が応募したビジネスプラン部門 一般は13:30分スタート。
ちょっと余裕を持って、お昼休み中である12:30過ぎに会場入り。
昼食におにぎりとパンを持参してましたが、風邪気味のせいか、自分で思うより緊張しているのか、あまり食は進まず…。

2次審査の内容は、3分のプレゼンと質疑応答。
タイムオーバーは認められず、時間になったら切られます。
3分って想像以上に短いんですよ!
プランの背景に思いに概要…。
削って削って削って最低限にしても時間ギリギリ。
途中、トラブったら時間オーバー。

少しでもミスの確率を減らしたい。
ここまで来て慌てても仕方がないですが、お昼休みの余った時間でプレゼンのイメージトレーニング。
結局、1〜2回しかできませんでしたけどね。

傍聴は自由で、自分の前の人のプレゼンを見てレベルが高いものがあると焦ってしまいそうなので、ギリギリに入ろうと思っていたのですが、自分の数人前になったら、プレゼンの台の横に並んで着席してくださいとのこと。
イヤでも目の前で見なきゃならないじゃん!

一番、ドキドキしたのはこの時。
本番に強いという自信はあるんですが、いよいよかと思うと、やはり自然と鼓動が早くなります。

しかし、落ち着く方法を発見!!

その席からは傍聴席が一望できるんですが、同期の人達の顔が見えると安心する!
特に同期にネタに尽きない「伝説の男」と呼ばれる方がいるのですが、彼を見ると思い出す面白いエピソードが緊張に勝つ!
ということで、ちょこちょことチラ見(笑)
ありがとう、レジェンド(笑)

そうこうしているうちに、すぐに自分の番に。
ここまで来ると肝が座って、かえって緊張が解けてきます。

プレゼンは得意、大丈夫。
スタートで書類を見ていた審査員を振り向かせることができ、つかみはOK!
使い慣れないクリッカーでスライドが進みすぎてしまったミスはありましたが、他はほぼ思い通りにできて終了。
トラブルもあったことから少し口調を早めた効果もあり、時間内にも収まった。
自分としては、やるだけやって合格点!

と、ここまでは思っていたのですが…。

審査員から、プランのきっかけとなる問題のバックボーンの知識がないから説明してほしい、というような質問が。
自分にとってはあまりにも当たり前であることを聞かれ、そこから説明しないと伝わらないのかと、ハッとなった。
となると、そもそもの問題の根底が伝わっていないんだから、その解決のプランを出したところで伝わっていないのでは…。

質問に対する回答も、もっとこう答えるべきだったと、後から思う。
もっと上手く答えれば、この時間で問題である部分を伝えることができたはず…。
徐々にネガティブモードに…。

他の人のプレゼンが気になるものの、自分の番が終了すると、ファイナルのパンフレット用の撮影へ。
この時点では誰が通過するかわからないから全員撮るのだそうです。
なんと、ヘアメイクさんまでいる!
メイクしてもらうわけではないですが、髪の乱れなどチェックしてもらいました。

併せて、ファイナル用の書類もいくつか記入。
なんだかんだで案外時間がかかります。
この間にも審査は進行しています。
他の方のプレゼン見たいんだけどなぁ。
撮影はともかく、書類は事前郵送で記入して持参じゃダメ?

すべて終了して会場に戻るものの、GISで同じグループの二人のプレゼンは既に終了。
残念…。

とはいえ、まだビジネスプラン部門の審査は続いるので、引き続き傍聴。
実現したら面白いな〜、すごいな〜と素直に感心。
しかし、彼らは2次審査通過を争うライバルたち。
つい、自分のプランと比較して、他の人のプランの良さに目がいってしまう。
既にネガティブモードに突入しているので、さらに拍車がかかっていきます…。

休憩時間に傍聴してくれた同期生や友人たち数名が「プレゼン上手いね」と声をかけてくれたものの、見せ方だけ上手くても中身が伴ってないと…と、喜びきれず。

でも、もう終わったことはどうにもならない。
今の自分にできることはやった。
それでダメなら、今の自分はそこまでだということ。
ダメだとしても、貴重な経験になり、得たことも大きかった。
自分で自分を納得させながら、その日は就寝しました。



そして翌早朝。
GISのグループのLINEに「GIS同期のフェイスブックに結果が!」というメッセージが。
え??
結果は2〜3日後って言ってたじゃん!

ダメだと思ってはいても、人間、つい淡い期待をしてしまうもの…。
はやる気持ちを抑えつつ、フェイスブックを開いて探してみると、上毛新聞の記事の写真が。
そして、ビジネスプラン部門のコーナーには「馬場早苗」の文字!
目を疑いましたが、間違いありません。
3時間しか寝ていなかったのに、一気に目が覚めました!

他の通過者も見てみるとGIS4期生は計4名通過!
しかも、私を含め、その内3名は同じグループの方々!
「グループからファイナリストを出したいね」とずっと言っていましたが、
6人中3名がファイナル進出。
GIS4期生5グループ、通称「チーム真面目」。
伊達に真面目じゃなかった(笑)

2次審査でやりきって燃え尽きていたのですが、燃え尽きている場合ではなくなりました。
また1ヶ月、更なるプランのブラッシュアップをしていかなければなりません。
今度は受賞を目指して。
ファイナルステージは12月2日。
またハードな1ヶ月になりそうです。

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