群馬イノベーションスクールってどんなところ?
第一回目に参加して来ました!
会場は前橋まちなか研究室。
ここは前橋の街を活性化させようと、JINSの田中社長が作られたそうですよ。
ドキドキしながら会場に入ると、すぐにその田中社長がまっすぐ私のところへ来て、名刺を差し出してくれました!
こっちから伺うべきなのにと、あたふたと名刺を出してご挨拶。
色々お話を聞いてみたかったけど、今回話したのはその数分。
スクール終了までに、もう少しお近づきになれるかな〜。
今回はキックオフ。
少し浮かれたまま講義がスタートしました。
講義をしてくださるのは早稲田大学ビジネススクールの長谷川博和教授。
冒頭から言われた言葉は「覚悟を持て」。
スクールに参加したくても落ちて叶わなかった人達がいるのだから、参加の権利を得た責任があるのだと。
ただ聞いているだけの人間はいらない。
教科書を開いて、ただ板書を写すだけという講義はしない。
求めなければ何も得られない。
浮かれてる場合じゃない。
会場の空気も張り詰めている。
気を引き締めて来たつもりだったけど、予想以上。
ここで学び取れるかどうかは自己責任だけれど、期待に応え、結果を出すことを求められている。
「中途半端だとヤケドしますよ。」
申し込む前に相談した方からの言葉を思い出した。
講義の内容は、アントレプレナー(起業家)のあるべき姿。
イノベーションを起こすために持つべき視点。
一言一言に重みがある。
心に響く。
講義の最後はグループディスカッション。
「例に挙げられた2つのビジネスのメリットとデメリットを考えよ。」
お互い殆ど自己紹介もないままスタート。
しかし、そこは流石に狭き門を勝ち抜いて来た人達だけあって、与えられた議題に対し、様々な切り口からどんどん意見が出てくる。
誰も遠慮せず、かといって押し付ける訳でもなく、議論が進む。
きっと、いいグループだ。
まとめとして他のグループで出た意見も幾つか聞いたが、これがまた異なる視点からの意見。
そんな考え方もあるのかと、改めて驚かされる。
面白い!
スタートに感じたプレッシャーはそのままだけど、でも面白い!!
帰り際、長谷川教授にご挨拶に伺った。
「最後に面接していただいた馬場です。」と切り出すと「覚えてるよ。」と言ってくださった。
社交辞令かもしれないけれど、それでも嬉しい。
今、ここに参加しているのは、長谷川教授が選んでくださったから。
自分では何ができるか、どこまでできるか分からない。
けれど、少なくとも何か可能性があるかもしれないと感じてくださったから選んでくれたはず。
私なんか足元にも及ばないなと感じさせる参加者もいる。
でも、折角貰った貴重な機会を活かさなくてどうする。
長谷川教授を裏切らないよう、頑張っていかなくては。
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馬場早苗
ママ×クリエイティブento代表。
消費者目線でパンフレットやチラシからイラストまで、幅広く販促ツールの制作を行っているグラフィックデザイナー。
15年のデザイン制作実績。