本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

「この人誰だっけ?」と思われない名刺の作り方 その1

仕事をしているならば、多くの方が持っている名刺。

 

でも名刺の整理をしていて「この人誰だっけ?」「この人何をしてる人?」と思ったことありませんか?

あなたの名刺はどうでしょう。

そう思われてないですか?

 

大手の有名企業に勤めてる方はいいんですよ、どんな名刺でも。

会社の名前で仕事が取れますから。

 

ですが、小さな会社だったり、自分でビジネスをしている場合、それでは仕事に繋がらないのです。

どんなに多くの人と名刺交換しても、何者なのかも何をしているのかもわからない人に、誰も仕事を依頼してくれません。

 

では、どうしたらいいのか。

 

自分が誰でどんな人なのか、何ができるのかが伝わる内容にすればいいんです。

 

自分を覚えてもらうのに有効なのは、プロフィール写真。

嫌でも顔を覚えてもらえます。

 

写真なら顔を覚えてもらえるのは当たり前でしょ、と思いました?

ですが名刺に写真を載せている方って、とても少ないですよね。

なので目立つというメリットもあります。

インパクト大ですよ。

 

使う写真は、証明写真のような無表情の固い写真ではなく、一目で人柄や職業が分かるものがベスト。

プライベートなスナップ写真はビジネスシーンにはそぐわないので避けましょう。

どんなにいい顔で写っていても、ビジネス相手として信頼してもらえない可能性があります。

 

そうは言っても恥ずかしい。

なんだか自意識過剰っぽい。

抵抗がありますか?

それならばイラストという手もありますよ。

 

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こちらの名刺の方はとても穏やかな優しい笑顔の女性です。

中小企業で働く人達がストレスを溜めずに働けるようにしたい、力になりたい、と考えている包み込むような温かさを持った方です。

イラストであることで、その温かさを表現できるのです。

 

タッチで雰囲気を変えられるのがイラストのメリット。

肉体派の男性なら黒一色の陰影で描いたイラストでクールに、和食の料理人なら和風なタッチで上品に、などなど。

写真ではないからこそ見た人がイメージを膨らませられる、というのもイラストの面白いところですよ。


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馬場早苗
ママ×クリエイティブento代表。
消費者目線でパンフレットやチラシからイラストまで、幅広く販促ツールの制作を行っているグラフィックデザイナー。
15年のデザイン制作実績。