本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

「この人誰だっけ?」と思われない名刺の作り方 その2

名刺に載せる情報といえば、社名、氏名、肩書き、住所等の連絡先。

その情報であなたがどんな仕事をしているのか、何ができるか分かりますか?

 

「〇〇自動車修理株式会社」など、明らかに業務内容が分かる社名ならばまだしも、単語の意味は分かるものの漠然としていて何をしているかわからない社名、耳慣れない外国語などを使った綺麗な長い屋号など。

自分にとってはどんなこだわりのある社名であっても、初めて挨拶をした方の記憶には残りません。

 

それを伝えるためには、自分ができることなどを記載するのが効果的です。

単に業務内容というだけではなく、得意なこと、同業者とは何が違うのか、経歴、取得資格など。

具体的で見た人がイメージできるもの。

 

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こちらの方はシンガーソングライター。
一目でギターを弾きながら歌を歌っている方なのだと伝わります。

またサービス内容も明確です。

どんな活動をしているのか、どんなサービスを行っているのかが、名刺を見ただけで分かります。

名刺自体が販促ツールになるようにと制作したものです。

 

フェイスブックツイッターへの誘導により、更に自分を知ってもらうことが可能です。

QRコードを掲載するという方法もありますね。

 

また、趣味や好きなものなどを載せるのも人柄を知ってもらうのに有効です。

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こちらはIT企業の方の名刺です。
好きなものをアイコンで表示しています。

シンプルなデザインの中、一目で伝わり、印象に残りますね。
また、ITというとシャープな印象を与えがちですが、これならば人間味も伝わります。
会話のきっかけにもなりますね。


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馬場早苗
ママ×クリエイティブento代表。
消費者目線でパンフレットやチラシからイラストまで、幅広く販促ツールの制作を行っているグラフィックデザイナー。
15年のデザイン制作実績。