本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

テレワークって知ってますか?

テレワーク。
簡単に言うと、パソコンなどの通信機器を利用して会社に通勤せず、自宅や勤務先以外の施設で仕事をする働き方。

そのテレワーク導入のメリット、具体例などの話を聞きに、群馬県太田市主催のテレワーク経営者セミナーに参加してきました。
お話ししてくださったのは株式会社ダンクソフトの代表取締役 星野晃一郎氏。
役員からアルバイトまで、全員が在宅勤務可能だそうですよ。

私も自営型のテレワーカーです。
自営型のメリットは身をもって感じていますが、企業で導入する場合のメリットにも気付かされ、改めてテレワークの良さを発見しました。

企業を支えるのは人材です。
テレワークならば、日本全国、どこに住んでいる人でも採用できます。
育児や介護により通勤が困難になった有能な社員が仕事を続けられます。
クラウド上でデータを共有するために、社員が急なトラブルで仕事ができなくなっても、他の人がフォローしやすい。
大きな災害などが起こったとしても、クラウド上ならデータの紛失も防げます。
被災していない地域の社員が仕事を引き継げます。
オンラインのやりとりなので書類も不要で経費削減。
社員も通勤時間がゼロになり、その分時間に余裕ができます。
自分の生活リズムに合わせて働く時間と自分の時間を配分できます。
セミナーでは話が出ませんでしたが、通勤しないので、会社も交通費を支払う必要もないはず。
社員が通勤しないので、広いオフィスも不要で家賃も安く済むでしょう。

メリットだらけ!!

企業で導入するとなると、見張っていないと社員がサボるんじゃないか、と考える方がいると聞いたことがあります。
が、逆です。
会社にいると、未だに勤務時間が評価の基準になりがちです。
ですが、テレワークは作業時間が見えない分、完全に成果で評価されます。

つまり、会社勤務ならば要領よく過ごしている方が得だという理由でサボろうとする人がいるかもしれません。
しかし、自宅で仕事をする場合、短時間に集中して仕事をした方が時間が有効に使えるのです。
早く仕事を片付けて自分の時間を確保することも、効率よく仕事をこなすことで余った時間でさらに稼ぐこともできます。
だからサボる理由がないんです。

また、テレワークとは別の講座で聞いたのですが、「オフィス=集中できない場所」という実験結果が出ているそうです。
じゃあ、オフィスじゃないところで仕事する方がいいじゃん!

もちろん、すべての業種や職種に対応できるわけではありません。
しかし、デスクワークの部署や営業部門なら導入できるんです。

労働人口の減少により難しくなっていく人材確保の問題が解決できます。
働き方改革が叫ばれている通り、働き方はどんどん多様化していくでしょう。

あなたの会社でも、テレワークの導入、考えてみては?

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