本日もデザイン日和

ママ×クリエイティブento代表・グラフィックデザイナー馬場早苗の自由帳

なぜGIAシリコンバレー研修ツアーに参加したのか。

2018年4月25〜28日、GIAシリコンバレー研修ツアーに参加してきました!

そもそも、そのツアーって何?という事で、概要を。
GIAとは、群馬イノベーションアワード。
次代を担う起業家や起業家精神を持った人材を発掘し、県内国内のイノベーション機運を高めようというプロジェクト。
5年前から毎年12月に群馬県前橋市のグリーンドームでそのGIAのビジネスプランコンテストが行われています。
このツアーはそのコンテストの入賞特典として入賞者が招待される、シリコンバレーの研修ツアーです。
シリコンバレーで活躍する日本人起業家の講義や企業の視察が行われます。

参加者は、2017年GIA入賞者、主催の上毛新聞社の方、共催の田中仁財団を運営するJINSの田中社長及び財団の方、GIAパートナー企業の方々。
入賞者でも開催者にも属してもいない私は、GIAの派生事業である群馬イノベーションスクール(GIS)4期生という枠で参加させていただきました。
当然、入賞者やパートナー企業の参加希望者を決定した上で残った分なので、GISスクール生向けの枠はわずか。
今年は参加人数の都合で、スクール生は行けないかもしれないという噂がありましたが、数名分の枠が確保できたということで、そこに入れてもらうことができました。

とはいえ、入賞者と異なり招待ではないので、ツアー代金は自己負担なんですけどね。
JINSの田中社長や群馬の名だたる企業の経営者の方が参加されるわけですから、当然高級ホテル、高級ディナー。
中々の金額です(^^;;
参加するに当たっては、その金額が一つのハードル。

もう一つのハードルが6日間という期間。
今年は3日間がゴールデンウィークにかかっていたのですが、残り3日間は平日、仕事を休み日本を離れられるかどうか。
私はフリーランスという働き方をしているので、日程の調整は自分でできます。
そこはクリア。

私にとっては5歳と3歳の子供を置いていくことの方が問題でした。保育園で離れている時間が長いのも影響しているのか、家では私にベッタリな次女。
勿論、6日も離れていたことはありません。
間違いなく泣くよなぁ…。
絶対的な安全地帯である母がいないんだもの、当然だ。

保育園の送迎の問題もあります。
遠距離通勤の主人は定時通勤でも朝6時には家を出て、帰宅は早くても20時。
およそ7〜19時以内という保育園の送迎時間に間に合わないのです。

過去の参加者は、口を揃えて「参加して良かった」「行かなきゃ分からない」と言います。
「毎日、昼食を我慢してでもお金を貯めて行くべき」という方まで。

昨年の群馬イノベーションアワードでファイナルステージまで進むことができ、入賞の可能性もゼロではなかったために、当時、シリコンバレーに行けるかも知れないという思いも少なからずあった。
ファイナルステージへの進出が決まる前は完全に夢だったものが、手に届くかも知れないというところまで来ていた。
結局、入賞はできずに終わったので、招待という道は閉ざされましたが、残ったのは、あと一歩で行けたのに、という思い。

元々、海外旅行が大好き。
ツアーではなくフリーで行き、自由気ままに現地の人と同じように街を歩く。
日本とは違う街並みに空気、文化。
周りのもの全てが刺激的。
出産前は毎年行っていたけれど、旅行代理店を通さずに自分で飛行機やホテルを取るという、頼るところがないスタイルの旅行に未就学児を連れて行くのは心配ということで、この6年諦めていた。
海外旅行に行きたいという熱もかなり高まっている状態だったんです。 

そんな様々な思いを実家で話したところ。
なんと父がツアー代を補助してくれることに!
母も早朝から家に通い保育園の送迎をしてくれると!
「それは出費ではなく投資だから、こんなチャンスはもうないだろうから行ってきな」という言葉まで貰い。

最初話した時は難色を示していた主人も「行きたいなら行ってきたら?家の方はなんとかなるよ。」と。
大人の話を理解して考えることができるようになってきた長女にも相談。
「えーーっ⁉︎」と驚いていたものの、「泣かないで待ってるから行ってきていいよ。」ですって。

私の個人的な希望を受け止めて支えてれる家族がいることが、本当にありがたい。
もうあとは自分が決断するのみ。
子供達は心配だけど、こんなチャンスは二度とない。
ママがいない時間を過ごすことで子供達も成長するかもしれない、とポジティブに捉え、思い切って申し込みました。

楽しみであるのと、申し込んで良かったのだろうかという両方の思い。
出発当日まで抱えていたけれど。
でも、無事に帰ってきた今、本当に行って良かった。
過去の参加者の「行かなきゃ分からない」という言葉。
その言葉を実感してきました。
今年、研修ツアーの参加に悩むイノベーションスクール5期生がいるとしたら、絶対に参加した方がいいと強く進めたい。

何がそんなに素晴らしかったか?
長くなるので、それはまた、後日。

 

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馬場早苗
ママ×クリエイティブento代表。
消費者目線のパンフレットやチラシを得意とするグラフィックデザイナー。
ホームページのデザインや手描きイラストのメニュー表などもできます。
16年のデザイン制作実績。
販促支援を専門とするミラサポ専門家。